AMD Ryzen 7 3700Xで自作PCを組んでみました

コンピュータ

6年前(2012年12月)に組んだ自作PCがスペック不足になってきたので新たに自作PCを組んでみました。
用途としてはゲームと動画編集。ゲームはVRも念頭に入れていて”Oculus Rift S”の購入も考えています。

最初の写真が今回構成した自作PCになります。各パーツ選びは時間をかけて悩んだ末にやっと決まったものです。ではどのような構成になったかというと…

CPU[AMD Ryzen 7 3700X]

CPUはIntelにする予定だったのですが、AMDから新しいCPUが発売になりレビューでの評判がすこぶる良かったので今回は「AMDのRyzen7 3700X」を使用する事にしました。

MOTHERBOARD and STORAGE[GIGABYTE 570 AORUS MASTER / GIGABYTE AORUS NVMe Gen4 SSD 1TB / XPG GAMMIX S5 512MB]

次にマザーボードを選びます。Ryzen7用のチップセットX570が搭載されたマザーボドの中から選択。ちょっとお高めですが「GIGABYTEの570 AORUS MASTER」にしました。
マザーボードがPCI-Express Gen.4に対応しているのでSSDもPCIe4.0対応の「GIGABYTE AORUS NVMe Gen4 SSD 1TB」にしました。このSSDはデータ用に使用する予定で、OS用にはPCIe3.0対応の「XPG GAMMIX S5 512MB」を使用します。

MEMORY[G.SKILL Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZR]

今回使用したメモリーはマザーボードの”Qualified Vendors List (QVL), Model Name: X570 AORUS MASTER (1.0)”(2019/08/12版)には載っていないものを買ってしまっていたのですが、結果的には動作しています。8GBx2枚で16GB構成。
※QVL(2019/08/12版)に記載されていないので自己責任で使用してください
デュアルランクで動作しているかは不明。

GRAPHICS CARD[MSI GeForce RTX 2070 GAMING 8G]

グラフィックカード(グラフィックボード)は”AMD Radeon RX 5700 XT”にするか”MSI GeForce RTX 2070 GAMING 8G”にするかで迷いましたが、ゲームとの親和性が高いだろうということでRTX2070にしました。
本当はRTX2080が良かったのですが高くて手が出なかったです。

POWER SUPPLY[Thermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB 850W]

電源は容量850W GOLDでかつフルプラグインタイプで探してみて値段も手頃だったこちらにしました。PCケースと同じメーカーです。

PC CASE[Thermaltake VIEW 31 TG]

PCケースは少し大きめのサイズにしました。後々、水冷も試してみたいと思って。

購入したものを購入価格と合わせて表にしてみました。全てネット通販(アマゾン、ツクモ、コジマ)での購入で合計金額は227,262円。
モニター、キーボード、マウス、OSは所有しているものを流用したので今回購入していません。

[2019年8月14日購入]
種類
商品名
購入価格
CPU
AMD Ryzen 7 3700X with Wraith Prism cooler
42,984
マザーボード
GIGABYTE 570 AORUS MASTER
49,896
ストレージ(OS用)
XPG GAMMIX S5 512MB
8,190
ストレージ(データ用)
GIGABYTE AORUS NVMe Gen4 SSD 1TB
33,264
メモリ
G.SKILL Trident Z RGB F4-3200C16D-16GTZR
14,558
グラフィックカード
MSI GeForce RTX 2070 GAMING 8G
59,800
電源
Thermaltake TOUGHPOWER GRAND RGB 850W
10,778
PCケース
Thermaltake VIEW 31 TG
7,792

商品は全て在庫ありだったので数日後には到着。
週末に1時間半ほどかけて組み上げ完了。慣れた方なら開梱含めても1時間はかからないでしょう。

OSインストールする前にハードウェアの動作確認を実施。一番緊張する時間ですね。
マザーボードのステータスは正常。モニタにはBIOS設定画面が表示されインストールされたモジュールの情報が表示されています。実装したボード類が全て表示されていて問題無いようです。
購入したグラフィックカードには補助電源用に6Pinと8pinの2つのコネクタがあるのですが6pinの電源コネクタに電源ケーブルを取り付け忘れてしまい、マザーボードのVGAステータスエラー表示となって大慌てするというなんとも恥ずかしい状況もありました。

BIOS画面(インストールから数日後にスクリーンショットを撮ったもの)

ベンチマークの結果

コメントできるほど知識があるわけでは無いので結果だけ載せておきます。
何のチューニングもせずデフォルトでのベンチマーク。

CINEBENCH R20

CPU: 448pts
CPU(Single Core): 497pts
MP Ratio 9.02x

 

FINAL FANTASY XV WINDOWS EDITION ベンチマーク

スコア: 8489
評価: 快適

 

CrystalDiskMark

OS用のSSD[XPG GAMMIX S5 512MB]
   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :  1997.675 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 1095.223 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 8,T= 8) : 1005.217 MB/s [ 245414.3 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 8,T= 8) : 745.105 MB/s [ 181910.4 IOPS]
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 504.480 MB/s [ 123164.1 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 425.632 MB/s [ 103914.1 IOPS]
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 51.622 MB/s [ 12603.0 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 144.547 MB/s [ 35289.8 IOPS]

Test : 1024 MiB [C: 11.1% (52.9/476.4 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
Date : 2019/08/21 11:16:46
OS : Windows 10 Professional [10.0 Build 18362] (x64)
XPG GAMMIX S5 512MB

 

データ用のSSD[GIGABYTE AORUS NVMe Gen4 SSD 1TB]
   Sequential Read (Q= 32,T= 1) :  5004.302 MB/s
Sequential Write (Q= 32,T= 1) : 4288.823 MB/s
Random Read 4KiB (Q= 8,T= 8) : 1882.977 MB/s [ 459711.2 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 8,T= 8) : 2429.192 MB/s [ 593064.5 IOPS]
Random Read 4KiB (Q= 32,T= 1) : 639.017 MB/s [ 156010.0 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 32,T= 1) : 536.036 MB/s [ 130868.2 IOPS]
Random Read 4KiB (Q= 1,T= 1) : 57.124 MB/s [ 13946.3 IOPS]
Random Write 4KiB (Q= 1,T= 1) : 196.149 MB/s [ 47887.9 IOPS]

Test : 1024 MiB [D: 0.0% (0.2/931.0 GiB)] (x5) [Interval=5 sec]
OS : Windows 10 Professional [10.0 Build 18362] (x64)
GIGABYTE AORUS NVMe Gen4 SSD 1TB

これから暫くこのPCで遊んでみて、レビューを書いてみようかと思っています。
PC詳しくないので技術的な質問には回答できないです。

簡単な作業でしたが自分で組み立てたパソコンには愛着がわきます。

 



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